図書館は逆風が吹いている「15分あれば喫茶店に入りなさい」齋藤孝

「30分あれば~」じゃないところがいいです。

15分ならしょっちゅう入れますからね。

自分がスタバLOVEになったのも

この一冊のおかげでした。

ちょっと驚いたのは「喫茶店でノートパソコンを

ひらかれるのは迷惑」云々と書かれてあったこと。

私のPCは、今でこそバッテリーがへたったので、持ち歩かないようになりましたが、買ったばかりの頃は、嬉しさも手伝って、喫茶店や時には居酒屋でも打っていたのでした(汗)

齋藤先生が仰りたいのは、「公共の場を『自宅化』している人は、周りを不快にさせる」ということのようです。

言われてみればその通りですね。

まったく無自覚でした。今度から気をつけます。

ただ、一概に「公共の場でPCを開いちゃダメ」と

いうことではありません。念のため。

本書の中で齋藤氏は大学院生時代、深夜の

客がほとんどいないファミレスで3時間ぶっ続けで パソコンを打ちまくっていたことを明かしています。

要するに、時と場合によりけりということでしょう。

あと、嬉しかったというか、我が意を得たりだったのは

「図書館では勉強がはかどらない」

と言い切っていること。

自分だけじゃなかったんだ!

なんか集中できないんですよねえ。

それからよく小学校の校庭で見かける

二宮金次郎像。あれは現代でいうところの

スタバなどで勉強している大人たちである、という視点がとても面白かったです。

(以下、引用)

図書館に入ると必ず眠くなる私にとって、図書館は「向かい風二メートル」の逆風が 吹く場所です。ところが喫茶店に入った途端、「追い風三メートル」になります。 負荷をかけないと筋力が伸びないのと同様、人間の頭も負荷をかけないと思考力は伸びません。 (…)頭に負荷をかける場、それが喫茶店です。 喫茶店でも、30分続けて なにかの作業に集中したらモードチェンジし、また次の30分を集中するといいでしょう。 (益川敏英、ノーベル物理学賞受賞者) 「家でやるのは苦手で、考え事は喫茶店で したほうが進む。いかにも勉強します、という時間よりも、喫茶店のように雑然とした、人の出入りのあるところで過ごす時間のほうが、物事を考えることができる」 本は、自分一人に対して著者が語りかけてくる 感覚で読まないと身につきません。 面と向かって話を聞いている、という イマジネーションが大事です。 喫茶店だと、そのイマジネーションが リアルになりやすいのです。 スタイリッシュで、リラックスしていて、なおかつビジネスの香りがする。 この三つの輪が重なっているのが、スターバックスの魅力です。 喫茶店やカフェに加え、ファミレスや ファーストフード店まで含めると、朝から深夜まで一日中開いていて、誰もが自由に立ち入りできる場所が 日本にはこれだけたくさんあります。 向上心のある人にとって、常時 戦い続けるための拠点がこれほどまで 街中に確保されているのです。

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【目次】(「BOOK」データベースより)

1章 「喫茶店タクティクス」入門

(喫茶店は「アイデア生産」の場 喫茶店で「垂直思考」のクセをつける

喫茶店でインターネット依存から脱却する ほか)

2章 みんな喫茶店で勉強して賢くなった

(掘り下げて語りやすい場 喫茶店のライブ感が頭を刺激する

喫茶店で生まれた『シェイクスピア全集』 ほか)

3章 タイプ別「喫茶店」利用法

(喫茶店の意味が変わった 喫茶店は文化のバロメーター スターバックスは「大人の勉強」に向いている ほか)