君といっしょに夢を目指そう。『ランウェイ☆ビート』(2011・日本)

10月17日は桜庭ななみさんの誕生日。

初めて見た彼女の映画は

書道ガールズ!!』

でした。

主演ではありませんでしたが、とても光り輝いていました。

本作『ランウェイ☆ビート』もとてもよかったです。

原作はケータイ小説だそう。

登場人物の名前がキラキラしています。

ビート、メイ、ワンダ。

漢字で書くと

『美糸』『芽衣』『犬田』。

……今、Wikiをチェックしたら、『ワンダ』はニックネームでした。

本名は『いぬだ』だそうです。

考えてみたらそうですよね。

名前とちがって名字はおいそれと

キラキラさせられないのでした。

監督は大谷健太郎氏。

この人の作品では『とらばいゆ』が好きです。

将棋を指す瀬戸朝香さんと市川実日子さんが

凜々しく、美しかったのが印象に残っています。

大谷監督作品は、役者が実に伸び伸びと

演じているのが特徴のように思います。。

まず目をひいたのがビートの父、羅糸(ライト)を演じた田辺誠一さん。

普段はとても優しいのですが

ことファッションとなると妥協を許しません。

クールな父親ぶりがとても似合っていました。

『ビイト』の父の名が『ライト』ときましたね。

と来ればおじいちゃんの名前が

知りたくなってきます。

さて次のうちどれでしょう。

1.『生糸』キイト(オーソドックスに)

2.『目糸』メイト(フレンドリーに)

3.『度糸』ドゥーイット(やる気を出してみました)

正解は4番の『善服』ゼンプクでした。

善服おじいちゃん(中村敦夫)は

今なおテーラーを営んでいます。

三代にわたって服飾を愛する家系なのです。

先輩方に負けず劣らず良かったのが、ビートの幼なじみ『きらら』を演じた水野絵梨奈さん。

役名そのまま、キラキラ光る演技でした。

観ていてなぜか涙がこぼれてきました。

今後、要注目です。

それから引きこもりの『ワンダ』役、田中圭。

この人は抜けて上手かったです。

映画のクライマックスは

もちろんファッションショー。

大爆発で観客をあっと言わせ、ステージ上にしつらえてある大きな箱から

壁をぶち破ってモデルが登場!

そこから先は盛り上がる一方。

役者さんたちの若いエネルギーが

スクリーンに充満していました。

仲間どうしで助け合い、励まし合いながら

ひとつの夢を追いかけるというのは

素晴らしいことだと思います。

大谷監督はじめスタッフ、キャストの皆さんの

なおいっそうのご活躍を心から期待します。