パディントンで英語を学ぼう。「家族写真」(02-01)

「パディントンのクリスマス」(More About Paddington)

第1話「家族写真」(A FAMILY GROUP)より

買い物上手のパディントンがカメラを安く手に入れました。

ブラウン家の人々は記念写真を撮ってもらうことに。 庭へ出て、ポーズを決めて、パディントンがシャッターを押すのを今か今かと待っています。 ところがパディントンは事あるごとに説明書とにらめっこ。 いつまでたってもシャッターを押すところまで行きません。

ずっとしゃがんでいた一家の主、ブラウンさんはたまらず立ち上がろうとします。

「やれやれ」ブラウン氏は言いました。「じゃあ、いったん立ち上がるとするかな」

「ヘンリー!」ブラウン夫人が言いました。「そんなことをしたら本当に怒りますからね」

「もう遅いよ、どっちにしても」ブラウン氏はうめきました。「足がしびれて立てない」

(※ 日本語訳は意訳です。ご了承下さい) "Huh!" said Mr Brown. "Well, I'm going to stand up." "Henry!" said Mrs Brown. "If you do I shall be very cross." "It's too late anyway," groaned Mr Brown. "My leg's gone to sleep."

☆ cross 腹を立てた

☆ legs go to sleep 足がしびれる

「足がしびれる」が「legs go to sleep」とは面白い表現ですね。

ブラウン夫人がパディントンの“初撮影”を

なんとしても成功させてあげようと、骨身を惜しまずに協力するところにウルウルしてしまいます。

その後、写真を現像してもらいに、一家は写真屋さんへ出かけます。

写真屋さんは、パディントンのカメラがとても珍しいものだったので、ショーウィンドウに飾らせてほしいと申し出ます。

そのかわりに、一家はあらためて写真を撮ってもらえることになりました。

「こうなるような気がしてたよ」家へ帰る途中、ブラウン氏が言いました。

「パディントンが僕たちの写真を撮ってくれると言い出したとき、これは何か起こるぞってね。結局、写真屋さんに無料で撮ってもらえたんだから驚きだよ」

「クマってのはいつだってピンチをうまく脱するものなんですよ」バードさんは、パディントンを見ながら言いました。 Paddington took our photographs something odd would happen. Fancy getting all these pictures for nothing!" "Bears always fall on their feet," said Mrs Bird, looking at Paddington.

☆ for nothing 無料で

☆ fall on one's feet うまく窮地を逃れる

パディントンが買ったカメラには、もちろんタイマーなんてものはついていません。

「どうやって写真に写るんだい?」

と聞かれ、しばらく考えたのち

「シャッターを押したあと、猛ダッシュします」

可愛いというか、いじらしいというか、なんとも憎めないクマです。

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